【就職活動記】私が落とされた唯一のグループディスカッション
私は、グループディスカッションを20回ほど受けただろうか。
IT業界を多く受けていた自分にとって、グループディスカッションは選考序盤においてよく出くわす選考方法であった。
面接よりも、本質的でよりその人の能力を見るためにはよい方法だと思う。
たくさん受けたグループディスカッションだったが、得意としていたこともあってほとんど選考は通過していた。
むしろ、今回紹介するただ一つを除いては、すべて通った。
唯一落ちたグループディスカッションは、ある有名なIT企業だった。
今でもその内容を思い出してみるも明確な答えが思いつかない。
どうすればよかったのか、
そもそも内容が意味不明だった。
メンバーに地雷のような人間がいたわけでもない。
むしろ、グループディスカッションを行った中では一番優秀なメンバーが集まっていたのではないか。
そのときの課題がこれ。
「5年後に歯磨き粉の消費量を2倍にする方法を考えてください。」
マジで意味がわからない。
歯磨き粉のような、使う人がある程度決まっているものを2倍にしろという無理難題。
そのときは、どんな答えになったっけ。
歯を磨く以外で使わせる、歯を磨く回数を増やすキャンペーン、今あまり磨かない人へ・・・
こんな感じだったと思う。
勿論、正解でなくても選考は通るのだが、このへんは誰だって思いつくことだったのだろうと思う。
では、どうすればよかったのか?
その選考が終わった直後に思ったのは、歯ブラシの歯磨き粉をのせれる毛の部分を2倍にしたらどうなるだろうとか思ったけど、別に2倍にならない。
今振り返ってみると、不合格で当然だったように思う。
だって、5年後ということも考えていないし。
グループディスカッションに大切なことはまた記事にするとしよう。
色々悩んだが、今ならこうする。
「複利で考える」
5年間の時間がある。
例えば3ヶ月に1つのペースで、そのときの歯磨き粉の使用量を1.1倍にする施策をとっていき、20個の施策を行えば、5年後には6.7倍になる。
1ヶ月に1度のペースで、1.01倍でも5年後には1.81倍となる。
一気に2倍になる方法は思いつかなくても、1.01倍にする方法ならたくさんあるのではないのか?
これを答えれてたら、
この考えに至っていたら、通っていたかな・・・