台風8号ノグリー 実際に与える影響は?7月の台風、秋の台風とは全く異なる影響
今回の記事は、台風8号についての記事です。
最大級!警戒してください!
そんな情報が流れていますが、どんな影響が出ることは予測されるのか。どんなことに注意すればいいのかを筆者なりにまとめてみました。
まず今回の台風、過去最大級の台風であると事前情報がありましたが、日本に上陸します。
九州から上陸して、本州のど真ん中を通っていくことも考えられます。
しかしながら、もうすでにこの台風は最大級の勢力を持っていません。
速度が遅かったことで、そこまでに雨を降らし、随分と低気圧の勢いも落ちてきています。
ですが、今回の台風は2点注意を払わないといけないのです。
・台風本体が西から東へと抜けていく進路をたどること
今回の進路をみていると、西から東へと抜けていく進路をとります。
それがどのような影響を与えるかというと、
台風は一般に台風の目から東側では大雨を降らし、西側では強い風となることがよく知られています。
台風が西から東へ抜けていくということは、最初は大雨がきて、その後強い風がくるという、台風の影響をすべて食らう可能性があるということです。
ですので、長期間に渡って、危険な状況が続く可能性があるということを頭に入れておきましょう。
・7月、梅雨の時期の台風であるということ
一般に台風のシーズンは9月前後ですね。
その時期と違うのは、今日本列島に梅雨前線がかかっているということです。
これがどのような影響を与えるかというと、台風がこの梅雨前線を刺激して、まだ台風が到着していないにも関わらず、大きな雨を降らせる可能性が高いということです。
ということは、台風が到着する前から大荒れの天気になるということです。
この二つを総合すると、今回の台風は長期戦であるということ、本当にひどい雨で外に出ることができなくなるかもしれない。
山などが近い場所では、水分含有量が限界を超えて、土砂崩れ等が多発するでしょう。
長い時間雨風が続く、それを想定して、取らなければならない備え、行動をとっていきましょう。