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大阪の大学生から社会人へ。次のステップに進む旅路

”エース”と”リーダー”に必要な素質は違う

自分のキャリアで悩んでいたときに思ったことの話。

明確な答えは出ていないと最初に。

 

ビジネスの世界はもちろんのこと、

スポーツの世界、アイドルの世界でも、この両者は取り上げられる。

Googleで「エース」「リーダー」検索してみると出てくるのはAKBだ。

 

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前田敦子高橋みなみ

 

前田敦子高橋みなみの関係性が理想的なエースとリーダーであるとある。

そして、山本彩が両方を担う、特殊なアイドルであることも色んなところで書かれている。

そこから色々と考えてみたい。

 

ステップアップしていくもの

今の日本社会において、

一般社員が結果を残して、エースとなり、その後リーダーとなるといったステップアップしていくのが普通に感じていた。

それは、出世という形で結果を残すことによって、評価を得て、最終的にマネージャー側において会社の役に立っていくものだと思っていた。

 

異なる素質

しかしながら、エースでいることと、リーダーでいることは全然違う。

それなのにステップアップしていくものであるというのはおかしなことじゃないのか?

そんな風に思うようになった。

年功序列の日本社会だからこういったステップアップ形式になるのだろう。

 

では、どう異なっているというのか?

山本彩のように特殊な存在しか、日本的なステップアップを成功できないのだろうか。

 

前田敦子がエースたる所以

前田敦子にみてみよう。

エースであるということは何が必要なのか。

 

圧倒的な1番人気であること

総選挙でライバル大島優子との争いがあった頃。

誰がセンターなのか。そんな話題に事欠かなかったころがAKBの全盛期だったといっても過言ではない。

大島優子という存在もいたが、やっぱり前田敦子が”エース”なのだ。

話題に事欠かないこと、組織の看板となる存在、圧倒的な結果。

それがエースたる所以なのであろう

 

高橋みなみはAKBそのもの

では、リーダーに必要なことは?

グループみんなをまとめあげて、引っ張っていく存在がリーダー。

そのため、みんなから信頼されていることも必要。

グイグイ前にでてくるタイプよりも、一歩引いて、余裕があり冷静である必要がある

 

エースであり、リーダーは可能なのか?

こうみていくと、エースとリーダーは全く別のものに感じる。

エースとは、どんどん目立って、前へ前へ出ていくタイプ。

一方で、リーダーは一歩引いて、うまく組織が機能することに力を注ぐタイプ。

 

正反対の役割を持っている。

 

リーダーは一番評価される立場だと考えがち

実際グループディスカッションなどを見ていると、優秀で目立ちたい人間ほどリーダーをやりたがる。

前々へという姿勢を見せたがる人間なのだから自然なことだろう。

しかし、実際にリーダーに必要とされている素質は正反対なのだと思う。

 

 

リーダーになりたいと言わない人ほど、リーダーに向いている。

これほど皮肉がきいていることは中々ない。

 

 

そして、山本彩とは不思議な人間だ。

どちらもこなすとは、降りかかる困難も倍以上になるに違いない。

本人のみぞ知るところだろうが、いつかその話について聞いてみたい。

 

どちら側の人間かと言えば、彼女は、”エース”の素質だろう。